地域の新聞では、『さくらの里』で5~6分咲きの情報も掲載され、『中間道』からぐるりとトレッキングしようと歩き始めました。
足元のスミレを追いかけたりしているうちに、『大の字』コースに進んでしまいました。
日本三大奇景の妙義山、憧れの表妙義縦走は最上級者コースで、なかなかチャレンジできないけれど、『大の字』までは案内によっては一般コースになっています。
かといってこのコースを経由すると、プラス2時間程度のゆとりも必要になります。
さくらの里まで行くには今の私にはハードですが、折角なのでこのまま歩くことにしました。
妙義山『大の字』から『中間道』へトレッキングしよう!
桜の咲く登山者用の駐車場に車を停め出発。

道の駅みょうぎを通り、妙義神社を参拝。

大の字・白雲山頂登山道入口から入山。
富岡市観光おもてなし課などから発行されている''妙義山登山まっぷ''では上級登山道で、昭文社発行の''山と高原地図''では通常の登山ルート、道中見られる案内の看板では一般道になっている。



『大の字』

西側に眺望が開け、東側に妙義の岩峰が雄々しくそびえている。


辻から中間道に向かうが、''山と高原地図''では難路の破線ルートであり、足元に注意しながら下っていく。
『奥の院・大の字の見晴』


『二本杉茶屋跡』



岩峰と花々のコントラストも味わえた。


一般道の中間道に出る。
『第一見晴』

『大黒の滝』

遊歩道では足元に、スミレや小さな花々が咲いていた。


『第二見晴』
金鶏山、筆頭岩、金銅山、相馬岳、天狗岩を一望。



『本読みの僧』



すれ違う方々から「第四石門は通れないかもしれないよ」などとお声かけいただき、迷った末、疲労もあり、あずまやから左手に金鶏橋へ下ることにした。
この下りは一般道ではなく、軽石も多く滑りやすいので、足元に注意。
下り専用とのこと。

大人場(おにんば)

車道を歩き、登山者用の駐車場へ。

花々
カタクリは咲き終わっていた。

活動記録
天気:晴れ
スタート:7:46
ゴール:16:20
距離:7.2km
累積標高差:716m/720m
消費カロリー:2.212kcal


妙義山『大の字』から『中間道』
おわりに
『大の字』はとても楽しくスカッとしました。
相馬岳へ向かう方々の背中を見送りながら、中間道へ向かう最中はなんだか敗北感もわいたり、いつか登るぞ!と胸が高鳴ったりしました。
スミレも数種類を見つけることができ、イワツツジにも癒されました。
「土砂崩れで石門広場が通れないよ」とか「休憩ができないだけだよ」とか聞きながら、色々な情報をいただきました。
山のアナログ感には温もりを感じてしまいました。
思えば空から何かアナウンスが流れていたのは、このことだったのかもしれないと後になって思い、自分の歩き方に大きく反省しました。
土砂崩れについて、詳しくは公の機関で調べてから、登山計画を立てるのが良いかと思います。