雨散歩『高峯山』でピンク縁のツマトリソウ探し3.7km

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「あいにくの雨」は「せっかくの雨」に思考を変えて、累積標高差の少ない山でしっとりとした景色を楽しむことにしています。
今回は、花の百名山でもある高峯山へ、花びらにピンク色の縁どりのあるツマトリソウ探しに行きました。

シトシト雨の山へ

標準コースタイムは、70分とのことです。

登山道の様子

傘をさしながら歩くのでは登山道の幅が狭く、葉からのしぶきをパシャパシャと浴びながら通り抜けるところもありました。

(≧∀≦)そりゃそうだっ。
セミシニア隊員2号

登山道からの脇道を覗くと、奥深く広がる苔や木々の霞など、美しい景色が見られました。
開けた場所での眺望はないけれど、しっとりと静かな緑の中を歩くことができました。
まさに幻想的な空間でした。

セミシニア隊員1号
冬季のスノーシューハイクもおススメだそうです。
粒ケ平の分岐を過ぎた辺りの景色
ゲレンデで見たレンゲツツジの咲く風景

高峯山で見られた花々

1番多く見られたのはマイヅルソウで、次にイワカガミでした。
高峯山の頂に近づくにつれて、ハクサンイチゲが揺れていました。
シャクナゲの木が多く、花の時期にはかなり広い範囲で楽しめるのではと感じました。

セミシニア隊員1号
アズマシャクナゲとハクサンシャクナゲとが咲くそうです。

ショウジョウバカマは終盤でしたが、アサマ2000パークスキー場のゲレンデには一面の大群落があり、霧もやの中でもしばらく見入ってしまうほどでした
。ゲレンデには遊歩道が整備され、四季の花々が咲き誇る、素晴らしいお花畑なのだそうです。また、山肌にはチラチラとレンゲツツジも咲いていました。

倒木の苔の間に咲いていた、マイヅルソウ
尾根に咲いていたレンゲツツジ

ハクサンイチゲ

山頂直下に咲いていたハクサンイチゲ

ハクサンイチゲ
分類:キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草
生育場所:亜高山帯から高山帯の湿った草原
花言葉:「幸せを招く花」など
●「新・花の百名山」では浅間高原を代表する高山植物とされている

ゲレンデ一面に大群落していたショウジョウバカマ

ピンク縁のツマトリソウ

「この辺りで見かけました」という情報をもとに、じっくりと探して見ると、ほんのりとピンク色が見つけられました。
くっきりとした縁どりではなかったけれど、まずまず納得し、四季の移ろい感などにもウキウキしました。

うっすらと縁がピンク色にも見えたツマトリソウ

高峯山の頂

噂の大きな岩を周りこみ山名標識があり、広場になっていました。
高峯神社の祠も大きな岩の上に祀られていました。

高峯山の山頂の様子
高峯山の山名標識

高峯山
標高:2.106m
花の百名山

活動記録

天気:雨
スタート:9:24
ゴール:13:21
活動距離:3.7km
累積標高差:190m/191m
消費カロリー:1.120kcal
カメラ:Canonのデジカメ
撮影枚数:100枚ほど

YAMAPの軌跡のスクリーンショットより
おわりに

想像していたよりも、ずっと素敵な自然散策ができました。

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  • この記事を書いた人

群馬の見どころ散策隊セミシニア隊員1号

群馬県民歴50年。覚え始めの一眼レフを片手に、リハビリ登山をしながら、四季の景色も楽しんでいます。上級シューフィッター・シニア専門シューフィッター・幼児子どもシューフィッター・フスフレーガー・足育アドバイザー®・アシスタントシューカウンセラー

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