1時間に降る雨の量が1〜2mのシトシト雨の日に、紫陽花を見ながら登頂もできる、素敵な場所...
そうだ!ここだ!
太平山・晃石山
コース案内
●関東平野を一望しながら社寺を結ぶミニ縦走コース
●手頃な低山で豊富なコースが楽しめる
●サクラやアジサイなど花の名所、歴史ある社寺、展望も楽しめる
適期
●サクラの見頃:4月上旬
●アジサイの見頃:6月下旬〜7月上旬
●紅葉:11月中旬〜下旬
●冬季の積雪:ほとんどない
太平山
太平山(おおひらやま)
標高:341m
眺望:なし
●山頂には富士浅間神社が安置されている

晃石山
晃石山(てるいしさん)
関東百名山
標高:419m
眺望:北側と南側が開け、関東平野や筑波山も望める
●尾根道から南へ巻き、晃石神社を参拝してから、晃石山に登頂するのがオススメ

『青入山』は、晃石山から桜坂に向かう緩やかなピークに、標柱に手書きで山名が書かれていました。
峠の様子

ぐみの木峠
太平山から晃石山に向かう間に、大中寺と分岐があり、ベンチが置かれ、森を見ながらひとやすみするのに丁度いい場所になっていました。

桜坂
東屋とベンチがあり、天気がよければ眺めもよさそうでした。


眺望

晃石山から南側の眺望は濃霧で真っ白でした。

清水寺のあたりで少しの晴れ間があり、関東平野方面を少しだけ見ることができました。

紫陽花の様子

あじさい坂
一都六県を結ぶ首都圏自然歩道「桜咲くパノラマの道」コース内の六角堂から隋神門に至る太平山神社表山道1.000段の石畳の両脇に2.500株の西洋あじさいをはじめ、額あじさい、山あじさいが淡い紫色に咲き揃う。
あじさい坂の案内板
朝は撮影者や散歩の方が景色を楽しみ、帰りは観光客で賑わっていました。



あじさい坂の坂下左手の六角堂では、書置の御朱印もいただけました。

あじさい林道
清水寺からの舗装道路脇に、長い範囲で紫陽花が咲き、所々に『あじさい林道』と標柱がありました。


大中寺の参道
近くの駐車場もあり、そこからの観光客らも楽しそうに写真を撮りあっていました。

いろんな紫陽花

社寺
太平山神社
●太平山神社には、20あまりの社殿が並んでいる。
●太平山神社奥宮を経て、太平山へと向かう。

大中寺
●大中寺は、江戸時代の『雨月物語』の七不思議伝説としても知られている

コース内に咲いていた花々


関東ふれあいの道
「環境省・栃木県」の看板より
沼に消えた鎧
ここは「神溜め」と呼ばれています。
昔、藤原秀郷が、ここで巻狩りを催しました。
秀郷が汗をかいたので、着ていた鎧を傍らに置いたとき、美しい女が現れ、この鎧をこわきにかかえ沼に身を投げてしまいました。
この鎧は、百足と竜が争った時に、秀郷が竜に味方し、勝ったお礼に、百足から奪い取った鎧をもらったもので、百足が美しい女に化けて鎧を取り返しにきたと言われています。

活動記録
天気:雨時々曇り
スタート:7:10
ゴール:14:50
活動距離:10.1km
累積標高差:673m/674m
消費カロリー:2.149kcal

軌跡をクリックで、YAMAPの投稿が見られます。
参考文献
●大人の遠足BOOK『日帰り山歩きベスト130関東周辺』2014JTBパブリックp.260-261
●『関東百名山』2019山と渓谷社p.73、その他
おわりに
沢山の歴史や物語がいり、まだまだ書き足りないし、とても書ききれないと思いました。
素敵な雨の日ハイクになりました。