日本百名山の『蓼科山』を登頂するには、3カ所の登山口が思いあたります。
七合目登山口からのピストン、大河原峠からのループ、女神茶屋からのコース。
今回は初めての『蓼科山』ですし、最短登頂コースと聞く、七合目登山口からのピストンに決めました。
いざ!
蓼科山に行ってみよう!

蓼科山の登山道の様子
鳥居をくぐると、美しい森が広がり、ここを歩けるのだという感謝の気持ちでいっぱいになりました。
しばらくすると、北八ヶ岳らしさ満載の苔の森になりました。



ガレ場の急坂を登りきると、苔の緩やかな斜面になりました。

将軍平を超えた森では、足元の花々にも癒されました。

目の高さでは、シャクナゲも咲いていました。


水溜りでは、鳥が水浴びをしていました。


最後は岩の道で振り返ると、遠くまで続く景色が広がっていました。



足元には注意じゃよ。
下山時には女神湖を眺めることもできました。

蓼科山の山頂
『蓼科山』
日本百名山
標高:2.530m
●コニーデ型火山の典型的な山容
●露岩の「天空の広場」
●360度の壮観な展望
●地域では「女乃神山」「諏訪富士」ともよばれている
「フライパンのような」とは、まさにその通りな広い岩原の山頂は、岩の上を歩いて、南東の景色と北西の景色とを見に行きました。
噂のベッドのような岩が空いてたので、ゴロリと横になってみました。

蓼科山の山名標識

蓼科神社奥院

蓼科山の山頂からの眺望

蓼科山の山小屋
新型コロナウィル対策もあり、山小屋内に入ることはできませんでしたが、売店や食事は営業中で、山小屋のオリジナルの手拭いやバンダナを購入しました。
カラフルで可愛らしいので、山コーデには欠かせないアイテムになっています。
登山者とすれ違う時には口を押さえることもできますし、重宝しています。
余談ですが、この日、首に巻いているバンダナも北八ヶ岳の黒百合ヒュッテのものです。
蓼科山荘
『蓼科山荘』
●将軍平に建っている昔ながらの山小屋
●手作りケーキと挽きたて珈琲の評判が良い。

写真におさめることは出来なかったけれど、クジャクチョウを見ることもできました。

蓼科山頂ヒュッテ
『蓼科山頂ヒュッテ』
●蓼科山の山頂に建つ山小屋
●テラスから浅間山や上州の山並みが望める。
●クラシックが流れている。

山おやつ

活動記録
天気:曇り時々晴れのち雨
スタート:7:15
ゴール:13:41
歩行距離:4.8km
累積標高差:628m/627m
消費カロリー:1.532kcal


北八ヶ岳の四季の散策
(夏)ニュウ・東天狗岳・中山・丸山(2020-7)
(秋)北横岳・三ッ岩岳・雨池山(2019-9)
(冬)雪山ハイク『北横岳』(2020-2)
おわりに
石や岩のゴツゴツした登山道と山頂との、過酷な足場ばかりを想像していましたが、とんでもない!とても綺麗な森歩きでした。
もちろんゴツゴツゴロゴロの足場でしたが、いろんな景色が楽しめました。
山頂でゆっくり休んでも時間はたっぷりとありましたので、道草までも満喫できました。