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平将門の追体験と雲海に浮かぶ富士山の眺め『雲取山』

更新日:

雲取山
標高:2.017m
●日本百名山、花の百名山、新・花の百名山、関東百名山、その他
●東京都・埼玉県・山梨県をまたぐ山
●東京都最高峰
●オールシーズン楽しめるが、特に5月と11月が人気
●鴨沢コースでは平将門の追体験もできる

シニア隊員七福神さま
体力的にも厳しそうと思えば、1泊2日がオススメじゃて。

(*゚▽゚*)テント泊?小屋泊?
セミシニア隊員2号

丹波村村営駐車場に車を停め、小袖緑道に入り、紅葉した景色の中を歩いていきます。

小袖緑道の紅葉​
小袖緑道の紅葉

所々に『平将門 迷走ルート』という看板がありました。

セミシニア隊員1号
平安時代中期の豪族平将門(たいらのまさかど)一行が、敵に追われながら逃げる道中の様が、たばやま創作民話や将門伝説に基づき、山梨県丹波山村によって、12枚設置されたそうです。

内容は面白く、次の看板にワクワクしながら、追体験を楽しみました。

『茶煮場(ちゃにっぱ)』
将門一行はこの場所で、湯を沸かしてお茶を入れて飲み、喉を潤わした。

茶煮場手前にある水場​
茶煮場手前にある水場
茶煮場の紅葉​
茶煮場の紅葉
マユミの果実​
マユミの果実

『風呂岩(すいほろいわ)』
湯を沸かし風呂に浸かり、疲れを癒した場所。
敵にわからぬよう風呂の縁を壊して出発した。
風呂は岩になった。

岩になった風呂跡かな?​
岩になった風呂跡かな?

『堂所』
将門一行が、雑木の大木の根本に、鎧や堂を置いて休んだことから『堂所』と呼ばれるようになった。

『紫久保』
将門の妻の紫が、腰前に刺していた短刀で自害した。

七ツ石小屋
●素泊まり可能
●ヘリから見下ろすと、庭の囲いが偶然ハート型なんだそうです

布団の干された七ツ石小屋​
布団の干された七ツ石小屋

七ツ石山の水場を過ぎ、七ツ石神社の向こうに、大きな岩が並んでいました。

『七ツ石神社と七ツ石山』
影武者七人衆のワラ人形の中から、敵に将門の影武者人形を射抜かれた途端、七体の人形は大きな岩に化身してしまった。

大きな岩に化身した影武者人形かな?​
大きな岩に化身した影武者人形かな?

七ツ石山の頂

七ツ石山の頂​
七ツ石山の頂
七ツ石山から見た、石尾根縦走路と雲取山​
七ツ石山から見た、石尾根縦走路と雲取山
石尾根の開けたところに見える、くねった木は噂の『ダンシングツリー』ねっ。
セミシニア隊員2号

『大血川の悲劇』将門のお妃ら(家臣らとも伝えられる)九十九人が一斉に自害した。

セミシニア隊員1号
看板はブナ坂のここまででしたが、その後、将門は、茨城県まで辿り着いたのだそうです。

将門は逃げる最中でも庶民とのふれあいを大事にし、地域の人々から愛されていた。

解体中の奥多摩小屋手前には、ヘリポートがありました。

解体中の奥多摩小屋手前には、ヘリポート
解体中の奥多摩小屋手前には、ヘリポート

ヨモギノ頭の頂

ヨモギノ頭から見た、七ツ石山と石尾根縦走路​
ヨモギノ頭から振り返って見下ろした、七ツ石山と石尾根縦走路

雲取山の頂

小雲取山直下のカラマツの多い急坂
小雲取山直下のカラマツの多い急坂

遠くにうっすらと富士山も見えます。

シニア隊員七福神さま
石尾根は防火帯が切り開かれているため、遠くまで眺めが良いそうじゃ。

翌日の下山時は、広がる雲海とそこに浮かぶ富士山を眺めながら、石尾根を歩きました。

翌日の、広がる雲海と富士山の様子​
翌日の、広がる雲海と富士山の様子

雲取山の頂

雲取山避難小屋が見えてきた
雲取山避難小屋が見えてきた
雲取山避難小屋脇にある、雲取山の山梨県の​山名標識
雲取山避難小屋脇にある、雲取山の山梨県の山名標識

歩いて来た石尾根の眺めがとても良く、翌朝は広く遠くまで広がる雲海を見ることができました。

森の奥まで続く、花後のマルバダケブキ​
森の奥まで続く、花後のマルバダケブキ
雲取山の山頂広場​
雲取山の山頂広場

雲取山の、東京都と埼玉県の石塔に山名標識と、三角点と、日本百名山の山名標識です。

翌朝撮れた、雲海に浮かぶ富士山と、雲取山日本百名山の山名標識​
翌朝撮れた、雲海に浮かぶ富士山と、雲取山日本百名山の山名標識
ズームで雲海に浮かぶ富士山​
ズームで雲海に浮かぶ富士山
霧氷の山々​
霧氷の山々

雲取山荘

雲取山荘の手前に田部重治氏のレリーフがありました。

セミシニア隊員1号
田部重治氏は、明治から昭和にかけて活躍した登山家で「奥秩父のパイオニア」と呼ばれているそうです。
田部重治氏のレリーフ
田部重治氏のレリーフ
レリーフの広場から眺めたアーベントロート​
レリーフの広場から眺めたアーベントロート

雲取山荘』
●通年営業の有人山小屋
●表は東京都で裏は埼玉県
●部屋の窓から眺められる夜景とご来光も、魅力のひとつ

明かりの灯る雲取山荘​
明かりの灯る雲取山荘
雲取山荘の部屋の窓から眺めた、東京都の夜景​
雲取山荘の部屋の窓から眺めた、東京都の夜景
雲取山荘の部屋の窓から眺めた、夜明け前の、東京都方面の空
雲取山荘の部屋の窓から眺めた、夜明け前の、東京都方面の空
雲取山荘の部屋の窓から眺めた、夜明け前の、東京都方面に広がる雲海
ズームで、東京都方面に広がる雲海
雲取山荘の部屋の窓から眺めた、日の出
雲取山荘の部屋の窓から眺めた、日の出
朝ごはんをお弁当にしてもらって、雲取山で夜明けを迎えるのも素敵かも♪
セミシニア隊員2号

雲取山荘の部屋のコタツ​
雲取山荘の部屋のコタツ

雲取山活動記録

天気:晴れ
スタート:7:17
ゴール:翌日14:57
歩行距離:21.4km
累積標高差:1.783m/1.783m
消費カロリー:4.285kcal

YAMAP雲取山の軌跡
YAMAPで記録した雲取山の軌跡

地図の画像をクリックで、この日のYAMAPの投稿へ。

おわりに

廃墟の柿の木で、柿の実を食べていた猿​
廃墟の柿の木で、柿の実を食べていた猿
駐車場でお出迎えをしていた、噂の猫​
駐車場でお出迎えをしていた、噂の猫
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群馬の見どころ散策隊セミシニア隊員1号

群馬県民歴50年。覚え始めの一眼レフを片手に、リハビリ登山をしながら、四季の景色も楽しんでいます。上級シューフィッター・シニア専門シューフィッター・幼児子どもシューフィッター・フスフレーガー・足育アドバイザー®・アシスタントシューカウンセラー

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