はじめに
東吾野駅からスタートして、吾野駅にゴールする。
目的地は、天覚山からいくつかのピークを踏みながら子ノ権現まで。
子ノ権現では、前回見落とした大きな手のオブジェと、リュック型の登山守を拝受する。
帰りは、できれば浅見茶屋で名物の釜揚げうどんを堪能したい。
登山計画で、歩行距離と累積標高差を出し、出発時間を決める。
いざ!

『飯能アルプス』を歩こう!

東吾野駅(駐車場1日500円)に車を停めスタート。
尾根コースにもそそられるが、沢筋コースを行く。
両峯神社跡があり、石積みの階段も登った。
天覚山
標高:446m

天覚山ピークの広場では、スカイツリーから雲取山に至る景色が見えた。

吾野ノ頭のピークを過ぎると、木々越しの紅葉が見える、落ち葉の急坂を登った。
大高山
標高:493m



前坂あたりから、採石場やお地蔵様を見ながら、紅葉の尾根を進む。
急坂ではロープも設置されていた。


栃屋ノ頭(板谷ノ頭・板屋の頭)のピークを過ぎても、雰囲気のいい明るい木漏れ日の尾根道が続いた。

高反山や六ツ石ノ頭のピークを超え、スルギを過ぎたら、久久戸山(久々戸山)や阿宇山と、急坂なアップダウンを繰り返す。
いよいよ子ノ山だっ!



紅葉シーズン見どころ満載の『伊豆ヶ岳から子ノ権現』13.4㎞


関東ふれあいの道( 子ノ山旧表参道 )を下って、浅見茶屋へ。
噂の通り、古民家風の風流な店構えで、中からジャズが流れてきていた。
浅見茶屋( うどん甘味処 )
創業:昭和7年
営業時間:冬季は午前11時から午後4時半
定休日:㈬・第4㈭
名物:肉汁うどん、天草きな粉黒みつアイス

評判の釜揚げうどんは売り切れで、肉汁つけうどんをいただいた。
たわわに実るミカンや柿の木、不動滝を眺めながら、集落を抜けて行く。
東郷公園御嶽山、秩父御嶽神社を左手に、右折したら諏訪神社を右手に見て、高麗川とモミジにホッコリしながら川沿いの歩道を行く。

吾野駅でゴール。
西武秩父線に乗りひと駅(150円)で東吾野駅へ。
活動記録
日にち:2020-12-8
天気:晴れ時々曇り
スタート:6:54
ゴール:16:14
歩行距離:14.0km
累積標高差:1.018m/972m
消費カロリー:2.619kcal

おわりに
紅葉がキレイだとか、自撮りしておこうかとか、素敵なスポットを見つける度に、何度も何度も目や足が止まる。
お楽しみのこの時間は堪能すべし♪
時間がどんどん押していく。
オブジェは上から写真を1枚パチリと撮って、達成したことにしようか・・・とか。
オブジェを間近で見るには斜面を下るため、疲れた足での登り返しのロスタイムを想像するからだ。
ならば、浅見茶屋はまた今度にしようか・・・とか。
いや、頑張ってみよう!
オブジェにも座るし、浅見茶屋もラストオーダーまでに入店するぞ!
いろんな心の動きがあり、自分との勝負を展開していく。
全く山歩きはおもしろすぎるのだ。
参考文献:大人の遠足BOOK日帰り山歩きベスト130関東周辺/2014/JTBパブリッシング