はじめに
いろんな登山雑誌で見かけていた天園ハイキングコース。
念願のコースだけれど、それだけでは勿体ない。
何しろ家から高速道路に乗っても片道約3時間なのだから。
そこで!
●名のあるピークをできるだけ踏破すること
●獅子舞の紅葉に埋もれること
●鎌倉大仏の阿弥陀如来像と記念撮影をすること
●由比ヶ浜海水浴場の砂浜遊びをすること
この4つを目的に、いざ!

紅葉の鎌倉へ行ってみよう!

スタート地点からすぐにあった本覚寺は、鎌倉七福神の恵比寿様で、商売繁盛と五穀豊穣の神様とのこと。
現在は通行止めで、祇園山(60m)のピークは踏めなかったのだが、祇園山ハイキングコース登山口は八雲神社脇にみつけることができた。
三等三角点宅間(119m)のピークは、 衣張山の南峰のようだ。
分岐になっていて、ちょっとした眺望が楽しめた。
衣張山(122m)のピークは、衣張山の北峰のようだ。
太平洋を眺め、小休憩をとった。



鎌倉では、沢山のリスが見られるようだが、灰色をしたタイワンリスも多いそうだ。
また、トビやカラスは食べ物を狙って、人に近づいてくるので注意が必要だ。
亀ヶ淵からは、よく踏まれた気持ちのいい自然遊歩道になっていた。


空高く燃えるように真っ赤に染まるお見事な獅子舞の紅葉


天園休憩所には、峠の茶屋があり、営業は、昼のみとのこと。
天園(147m)の頂きも広場になっていて、近くから眺望を楽しむことができた。
太平山公衆トイレは、無料トイレで、手洗い場の鏡がなんだか新鮮だった。



鷲峰山(127m)を超え、今泉台分岐を通り、十王岩の展望ポイントも過ぎた。


勝上山(勝上献)(147m)の頂きでは、いろんな年代のハイカーが休憩をしていた。
山頂から南西20mに展望台がある。
山々に埋もれるように寺が見えた。
その寺は、紫陽花で有名な寺だったのかもしれないが、土地勘に乏しい私には調べるのが難しかった。
天園ハイキングコース今泉台4丁目入口、天園ハイキングコース明月谷桐慕茶屋口と、頂を目指してコースを進んで行く。
六国見山(147m)に眺望はなかったが、小さな山名標識と三等三角点があった。
近くに展望台のある広場があるそうだ。
甘露の井の奥に、浄智寺があった。
浄智寺は、 13世紀に建設された 鎌倉七福神の布袋さんで、家庭円満の神様。
引率の若い先生が小さな子どもらを集めて記念撮影をしていた。

天柱峰(97m)は、石塔のある頂になっていて、小学生らにはスリリングのようで、はしゃぎ声が賑やかだった。

化粧坂(けわいざか)切通しという大きな岩のある道を歩くが、この化粧坂は鎌倉時代に使われていた道だそう。
いくつものルートがあり、どの道が使われていたかは不明とのこと。


源氏山公衆トイレは辺りも広々としていて紅葉も綺麗だった。

源氏山(93m)では、小高い広場から景色も眺められた。
頂きは、石で丸く縁取っている場所のようだった。
銭洗弁財天宇賀福神社の境内の岩窟より湧出する霊水にて銭貨を洗えば福寿開運するとの信仰が広く全国に行き渡り、縁日たる巳の日には熱心な崇敬者の参詣が多い。
神奈川県神社庁



高徳院は浄土宗の寺院で、御朱印は書置き300円だった。
本尊は、阿弥陀如来像(国宝)の鎌倉大仏(長谷の大仏)。

長谷駅前の通りでは、B級グルメを楽しんだ。
御嶽神社(4m)の別名は御嶽大神で、三体の石が並んでいる。
由比ヶ浜は有名な海水浴場だ。
夕焼けや波の音、砂を踏む感覚や貝殻拾いなどを楽しみながら、滑川まの砂浜を歩いた。

すっかり日も暮れてしまったので、鶴岡八幡宮は立ち寄らずゴール地点に向かった。

活動記録
日にち:2020-12-11
天気:晴れ
スタート:7:00
ゴール:17:24
歩行距離:18.1km
累積標高差:653m/653m
消費カロリー:3.061kcal

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おわりに
いろんなガイドブックである程度の下調べはしていたものの、幼い頃の修学旅行の思い出などから、「都会の山」のイメージを大きく膨らませていた。
ところが、大人になると見る角度や感覚が変わったことからか、イメージとは異なる雰囲気がかった。
ハイキングコースも、適度な人の入りで密への不安もなく、足元にも飽きることなく歩けた。
この機会に訪れることができて良かった。