「今年も白鳥が飛来し始めている」と聞いて。
『多々良沼』に行ってみよう!
『多々良沼』
周囲:7km
面積:80ha
水深:2m内外
冬季は夏の最大時の2/3程度に縮小する。
●タヌキモやタタラカンガレイなどの貴重な植物が見られる。
●野鳥は年間45種類が確認されている。
●令和元年5月20日に「多々良沼」「城沼」「茂林寺沼」は、『里沼』として日本遺産に認定された。
邑楽町の多々良沼公園の駐車場に車を停めてスタート。
駐車料金:無料
トイレ・自販機:あり

駐車場から時計回りにあるき始めると、中野沼で釣り人の楽しむ景色が見られました。
遊歩道を挟んだ向かい側が、ガバ沼です。
ガバ沼
コハクチョウの飛来地だそうです。

エントツのようなレンズと三脚のカメラマンもスタンバイしていました。
私の一眼レフで近づくにはここまでですが、それでも充実感でいっぱいです。
『多々良沼』の白鳥
初めて多々良沼に白鳥が飛来した昭和53年以来、年々増加の傾向にあり、平成30年には200羽となった。
例年、11月下旬にシベリアからやってきて、翌年3月中旬から下旬に北上する。
最も多く見られるのは1月下旬から2月上旬。
多々良橋のある野鳥観察棟あたりから、湖畔におりることができました。
8:00と15:00〜16:00の1日2回、給餌時間があり、その場所なのかもしれません。
シラサギが飛んで行きました。

こちらは羽に黒い縁があります。
こちらは全身が黒いように見えます。
鴨も大集合していました。
"夕陽の小径"では、給餌場に近いため、多くの白鳥を観察できるのだそうです。
①近づいたり触れたりする
②餌を与える
③ペット連れ散策
④カメラのフラッシュ撮影
⑤白鳥を驚かせる行為
群馬県立多々良沼公園あたりは"自然ふれあいエリア"で、"彫刻の小径"では紅葉も楽しむこともできました。
見晴らし広場のある"たたらの杜エリア"では雨も上がり、多々良沼の湿原は夕陽に照らされ黄金色でした。
"お花見広場"では寒桜がチラチラと咲いていました。
浮島弁財天
浮島弁財天
沼へ突き出た部分に社がありますが、これは浮島弁財天というもので、そのむかし鎌倉幕府没落の時、北条家代々の護り神とされていた江島弁財天が北条家関係者の夢枕に立ち、「汝等の池 上毛の郷に霊地あり そこへ逃れて居住なし 北条家の再興を図るべし」と告げ、それに従った荒間五郎友春らによってこの地に建立されたものです。
『群馬観光情報サイトぐんまなび』http://www.gunma-navi.net/10207001.html 2019/12/3引用

そろそろ日が暮れます。
夕陽を浴びながら多々良沼をシャナリシャナリと歩くシラサギは、なんとも優雅でした。
「龍のような雲だな」とカメラを構えると、ツツツツーと白鳥が写り込みました。
毛づくろいをするコサギも、湖面に映り、とても綺麗でした。
多々良沼で撮れた野鳥
多々良沼で見られた花々
多々良沼で遊んだ地域猫
活動記録
天気:曇りのち雨のち晴れ
スタート:13:17
ゴール:16:32
活動距離:6.4km
累積標高差:3m/3m
消費カロリー:508kcal
撮影枚数:200枚ほど
(ヤマレコスクリーンショットより)
参考
●『大人の遠足BOOK日帰りウォーキング関東周辺❷』,p152多々良沼一周,2019,JTBパブリッシング
●『おうらまちORA TOWN』邑楽町役場商工振興課
●『多々良沼&城沼 白鳥ガイドマップ』館林市役所市民環境部地球環境課
おわりに
歩きやすい平坦な道で、多くの方々が散歩を楽しまれていました。
靴はスニーカーで大丈夫でしたが、雨も降ったので防水スプレーをしてくればよかったなと思いました。
白鳥は10羽ほど見られ、その他にも沢山の野鳥を観察することができました。
ありがとうございました。