まだ見たことがなかった細野の彼岸桜。昼間5分咲きと情報が入り、早速立ち寄りました。
『細野の彼岸桜』レポ
とても細い道で対向車とすれ違うにも、ご年配の運転だとドキドキしますが、この辺りの方は、なんと!運転に慣れているようでした。
犬と散歩中のおじさんは車を停める工夫を教えてくれました。白いワンコもご機嫌でした。
少し下ります。ドキドキ・・・。
看板がで出来ました。『群馬県天然記念物指定 細野の彼岸桜(庚申桜)』と書いてあります。庚申桜?庚申?かのえさる?なんだろ・・・?ともかく日が暮れる前に撮りたいので進みます。
行先はこんな感じで、山道っぽいです。
彼岸桜の根本付近には、群馬県の天然記念物に指定されたこと、平成26年の大雪の影響による処置をしたこと、いろんな説明がありました。
樹下に百庚申があることから「庚申桜」とのこと。百庚申?私にはわからない・・・(;´Д`)
幹は両腕を広げても半分いかない感じの太さがあります!
桜の花の大きさと枝の太さから、木の大きさがわかるかなと思い撮ってみました。
枝から上を見上げた写真です。樹齢500年の大きさが撮れているでしょうか。
少し離れてこちらから
あちらから
そちらから
小枝の込み具合も凄いです。
一番近い枝でズーム(標準のレンズ)でも、こんなに遠いです。そしてその上もこの桜です!
話好きなお散歩のおばさんが「昨日は咲いてなかったけど今日は満開だよ。新聞にも載るんだよ。」と教えてくれましたが、本当に見事でした。
もう少し奥に進んだところには赤い花が咲いていました。石塔が沢山並んでいて、これが百庚申(ひゃくこうしん)だと後になってわかりました。と同時に少林山で見たのも百庚申だとわかりました。いろんな歴史がありそうです。
帰り道の左手の景色です。
来た道を今度は登ります。野生の動物が出てきそうな雰囲気です。
入口の木は梅でした。チラチラと散り初めていました。
遠くからでも桜が見えるのが嬉しいです。遠くには妙義山も見えました。
赤・ピンク・黄の、とても綺麗な茂みも見つけました!

『細野の彼岸桜』の情報
昭和25年6月20日、群馬県の天然記念物に指定。
昭和53年3月に松井田町教育委員会によって記された看板によると、その当時で、目通り4m・根元5.70m・枝張り東西25m・南北27m・樹高19m・樹齢500年以上といわれていた。
また、樹勢はきわめてさかんで樹下に百庚申があることから「庚申桜」ともいわれている。
平成16年に保護養生を、平成26年に樹勢回復の処置を行っている。
入場料:無料
トイレ・駐車場・売店・自販機:なし
開花時期:3月下旬から4月上旬
場所:群馬県安中市松井田町土塩
『細野の彼岸桜』への地図
おわりに
次回のための覚書



彼岸桜の花言葉などはこちらに掲載しました。よろしかったらご覧ください。