前回下見に来た時には、咲き始めで緑がいっぱいでした。
あれから半月がたち、さぁ!
『赤堀花しょうぶ園』に行ってみよう!
【目次】
『女堀』とは
『赤堀花しょうぶ園』レポ
『赤堀花しょうぶ園』の情報
『花しょうぶ』にふれているブログ
『女堀』とは
史跡女堀(おんなぼり)
女堀は、今から約800年前(12世紀中頃)の農業用水路の跡です。
旧利根川の桃の木川(前橋市上泉町)から取水し、伊勢崎市田部井町までの約13㎞に渡る長大な用水路です。
しかし、発掘の結果、未完成の用水路であることが判明し、その目的を果たすことはできませんでした。
現在までその姿を留めた女堀は、昭和58年に国指定史跡となり、その保護・活用の一環として花しょうぶを栽培しています。
国指定史跡女堀『赤堀花しょうぶ園』2018パンフレットより
『赤堀花しょうぶ園』レポ
農業用水路の跡かぁ~なるほどです~と、この広さや地形に800年前のイメージを膨らませたりができ、かなり楽しめました。
歩行者専用道路や遊歩道での様子です。写っている人と景色の距離感からも想像できる通り、長大な花しょうぶ畑で、端から端は見えません。
木の股にも座りました。この小高い林道風遊歩道のベンチでは、花しょうぶ畑を見下ろしながらピクニックをしている様子も見られました。
犬連れ散歩も楽しそうでした。
今年(2018)は花々が早く、あれよあれよという間もなくドンドン咲いていくので、こちらに限らずまつり前がベストのようにも思っています。『赤堀花しょうぶ園まつり』の10日前ですが既に見頃と思われ、とーっても綺麗でした。
いつもながらの花色などの写真も集めました。
言葉はまとまりませんが、こんなにも広く綺麗に気持ちよく史跡を活かし残し…心が洗われていく感じがしました。
〝遺構に映える上品な美しさ〟(『花めぐり ぐんま花の名所150選』上毛新聞社より)がピッタリな場所だと思いました。
『赤堀花しょうぶ園』の情報
23.917㎡の植栽面積に、約25.000株、江戸・肥後・伊勢系の花しょうぶが咲く。
開園時期:6月上旬~下旬
開園時間:1日(ライトアップなし)
休園日:なし
入園料:無料
駐車場:200台
開園期間中の臨時駐車場:普通車(500円)・中型車(1500円)・大型車(2000円)
所要時間:20分
トイレ・自販機:あり
『赤堀花しょうぶ園』への地図
6月中旬の『赤堀花しょうぶ園まつり』中は、伊勢崎駅北口から無料のシャトル便が40分毎に運行される。また様々なイベントも開催される。
『花しょうぶ』にふれているブログ
キショウブのマメ知識など『あずま水生植物公園』
あやめ(ジャーマンアイリス)『アイリスの丘』
おわりに
数年前に来た時よりも、花しょうぶの咲く面積が広くなっているように思いました。
「こんなに広かったかしらねぇ」「そうですねぇ、もっとこじんまりした印象でしたよねぇ」「そうよねぇ」と散策中の挨拶を交わしました(笑)。
