はじめに
ときどき「一番のおすすめは何処ですか?」と聞かれるのですが、私にとってこの一年で一番心に残った場所は、少林山の観音堂です。なんといっても、この藁ぶき屋根と、大きなお金(?)豊かです。葉の色、風の音、木の温もり・・・ここでしか味わえない癒しも受けました。歴史や土地柄の濃さは、心が洗われます(´▽`*)
達磨寺の少林山へ行ってみよう!
【目次】
はじめに
少林山レポ
少林山の情報(2017調べ)
おわりに
私は『少林山の観音堂』が好き
少林山レポ
『観音堂』に向かってまっしぐらにズンズン歩きました。平日でも人が多く、流石は『少林山』です。人が写り込まないように待って待って待ってパチリです。観音堂の先に自然歩道があり、何とも雰囲気がいいのでビックリしました。私にとってこの秋一番のお気に入りスポットに殿堂入りですが、撮影するのはなんとなく躊躇いました。
観音堂は少林山の最古の建物で、明治末に経蔵から観音堂となった。ご利益は、厄除け・縁結びなど。
少林山といば『達磨』です。写真の大きな達磨の後ろは『達磨堂』といって、沢山の達磨が展示されていました。撮影禁止なのは残念でしすが、だからこその保存状態なのかなぁと解釈してみました。
そしてやはり〝達磨と紅葉〟は撮影ポイントに人気で、本格派なカメラからスマホや携帯まで多くの方が目を凝らしていました。
私は下の写真のこちらにしました。なかなかの出来栄えに満足です。後日SNSに投稿すると沢山の〝いいね〟を頂き増々満足です。
本堂の東側の石碑には『寥人 冬麗の 街引き寄せて 赤城聳つ』と書いてありました。
清水 寥人(しみず りょうじん)は1920年松井田町生まれの小説家で、本名は清水良信。
国鉄に就職し機関士として36年勤め職場の先輩からの影響で創作活動に入った。
40歳の時に発表した「機関士ナポレオンの退職」が第50回芥川賞にノミネートされる。
働き盛り世代が〝職生活〟に疑問を抱き副業を考えたり、手技を活かして独立していくことなどの現代社会を思うと、その先駆者として成功された人という印象も受けました。

売店のどら焼きにも達磨さんがいました。

少林山発信のSNS投稿で古墳があることを知り、見学してから帰りました。
少林山の情報
黄檗宗(おうばくしゅう)の寺。
明治12年の火災により、詳細は不詳。達磨大使(インドの王子)が不思議な木で彫らせたとされる坐禅像は現在は二代目。少林山のホームページには様々な歴史も記載されている。
七草大祭で、農家に副業として張り子達磨を作らせ売らせると、評判となった。約200年たった現在も『縁起達磨の少林山』(上毛かるた)として広く親しまれている。
『洗心亭』は県指定史跡、『達磨大使立像』は市の指定文化財。
営業時間:9:00~17:00
定休日:なし
場所:群馬県高崎市鼻高町
少林山(達磨寺)への地図
おわりに
次回は『洗心亭』も見学したいと思います。
