このコースを行くきっかけになった特徴
●初心者向けで登山の消費エネルギー量のとても少ないコース『分県登山ガイド群馬の山』2016山と渓谷社参照
●距離は短いが急傾斜が多くバランストレーニングに向いている『登山を楽しむための健康トレーニング』2017上毛新聞社事業局出版部
●ゆうすげの適期は7月中旬~8月下旬、黄色い絨毯を広げたように見える『花めぐりぐんま花の名所150選』2008上毛新聞社出版メディア局
『ゆうすげの道』から信仰の山『相馬山』に登ってみよう!
【目次】
この日のコースレポ
(群馬県営松の沢グラウンド⇔ゆうすげの道⇔相馬山)


往路(『ゆうすげの道』~『相馬山』登山道)
㏂7:00
駐車場には帰り支度と思われる方々が!
「ゆうすげには出遅れたか!」と焦りながら出発しました。
『ゆうすげの道』から見える榛名富士も綺麗です。
夜明け前には咲いていたと思われる『ゆうすげ』もチラチラと見えます。
道路はちょうどメロディーラインです。
ゆうすげは、夕方から咲き始め、翌日の午前中にはしぼんでしまうそうで、この時間は既にこんな感じでした。

オオバギボウシ



アイキャッチ画像の相馬山の景色は、ここでパチリ☆
スルス峠方面へ。スルスとは磨墨と書き、籾(もみ)や粉をひく臼のことで、その臼の形に似ているため、名付けられたそうです。


この日は、気休めサイズですが熊除け鈴デビュー。
なだらかな登り坂を進んで行きます。
スルス岩の行人洞付近の岩肌です。


アカバナシモツケソウ



東屋から絶景が見えると聞いて、記念にパチリ☆
石の階段は、歴史を感じる匠な自然の模様がとても綺麗でした。

ノリウツギ
ツリガネニンジン?

ヤセオネ峠分岐点を過ぎると、鳥居が見えてきました。
ここからは急な岩場が続き〝ミニアルペン気分に浸れる〟と『分県登山ガイド群馬の山』(2016,山と渓谷社)にも書いてありました。
鉄のはしごは3箇所。「あれ?楽しい…そうだ!私、小学生の頃、アスレチックが好きだったんだ」と思い出した瞬間でした。
『相馬山』山頂

黒髪山神社で参拝じゃよ

『相馬山』山頂に到着!標高1.411m、この日は館林市で38度を超える猛暑日でしたが、時間帯も良かったせいか、道中も木陰が多く気持ちよく登れました。


空の色
遠くの景色
復路(『相馬山』登山道~『ゆうすげの道』)
道幅が狭くスリリングなゾーンです。


手すり付きの鉄のはしご
来るときには気付かなかったけれど、榛名湖が見えました。
スルス岩も見えました!絶景!
右端に写っているシルエットはカラス天狗かと思われます。
ゆうすげは、朝よりもしぼんでいるように見えました。
日の暮れている時間の『ゆうすげの道』を想像し、一面にレモンイエローがチラチラと見えそうでワクワクするゾーンです。

菖蒲
ヤグルマソウ
オオバギボウシの蕾



その他の花々とアサギマダラ(きれいな蝶々)
リス・カラス・キジのような鳴き声などにも会えました。
㏂11:15駐車場着

『ゆうすげの道』への地図
おわりに
気付いたこと
①階段よりも多少慣らしの岩場の方が、鎖や手すりよりも木を伝って歩く方が、進みやすいこと。
②小さな鈴でも気持ちの安心感が大きいこと。
③登ることに集中するには、一眼レフをリュックにしまうと楽になること。
④近郊でお手軽登山と思える場所でも、細かな準備(虫よけスプレーや日焼け止めなど)は役に立つ。
⑤その他

とっても楽しかったです!
その他のリハビリ登山のブログはこちらにも⇒野反湖湖畔『八間山』・『地蔵岳』・『吾妻山』