広義の妙義山は“妙義湖に注ぐ中木川をはさんで、逆コの字形に連なる岩峰群の総称”とのことです。
上毛三山のひとつとしても地域から親しまれ、妙義山の紅葉はもちろん、群馬県内の運動会ではチーム分けに『妙義団』と称して緑色のハチマキをかけたりします。
日本三大奇勝の妙義山は変化に富んだ山容でいくつものピークがあり、上級~最上級者登山では岩場のスリルと大展望の楽しめる裏妙義縦走コースが人気です。事故も多いので経験を積んでから臨みたいコースです。
今回は、最もポピュラーな妙義山満喫もでき、唯一の一般コースである『石門めぐり』を歩くことにしました。
秋の妙義山『石門めぐりコース』を歩いてみよう!

累積標高差:865m
標高:852m(第四石門)
時間:約3時間程度

(YMAP登山計画スクリーンショットより)
オススメ適期:4月中旬~5月上旬の桜と、10月下旬~11月下旬の紅葉
日本二百名山
ぐんま百名山
▲「第二見晴からタルワキ沢入口」区間の開通予定は平成30年12月中旬頃だそうです。
▲混雑時の石門めぐりは時計回りの一方通行とのこと。
・登山者の皆さんへ
〇一般登山道についても装備を十分整え、注意して登ってください。
〇登山カードを必ず提出してください。
富岡市観光協会ホームページより
『石門めぐりコース』レポ
県立妙義公園駐車場への地図
8:35


登山口まで5分ほど車道を歩きますが、眺望も良好です。



ここから入山じゃ。


第一石門
石門入口から「カニのこてしらべ」を通り、第一石門へ。
第二石門
カニの横這いからの眺め
第二石門通過!





第三石門
この先は通行禁止でした。
第四石門
引き返してベンチのある第四石門(標高852m)の広場へ。
“アーチ状の石門の窓越しに見る大砲岩とゆるぎ岩の眺めは素晴らしい”といわれ、絶好の撮影ポイントとのことです。
団体の方々も集合写真を撮影すると言っていました。
日が暮れるまで見ていても飽きないことから「日暮らしの景」とも呼ばれているそうです。


左手側

一般向きではないゾーン
この付近は観光客でも入れるが、急な鎖やノーガードの岩稜など極めて危険な岩稜地帯です。




「大砲岩」



絶景が広がっていましたが、足がすくんでしまい、先には進めませんでした。
リベンジするなら、もっと筋力や経験を積んでからだと思いました。









約170段の手すりのある鉄会談で岩稜を下ります。
四阿(あずまや)からの下りは軽石が多く滑りやすいので要注意です。
3度めの尻餅で、ストックを使うことにしました(笑)。




一本杉


13:56


まとめ
小学生の頃に来た時のコースはあまり良く覚えていませんが、初めての山登りは妙義山でした。
今回40年近くぶりに登ってみて、まさに〝スリリングな山〟だと感じました。
どこを見ても絶景でしたし、とても楽しめました。
いろんな季節に、少しずつ色々と歩けたらいいなと思います。
距離:7.4㎞(標準距離:5.2㎞)・時間:5時間20分(標準時間:3時間35分)・消費カロリー:1.452kcal・累積標高差登り/下り:375m/376m・歩数:12.853歩
参考文献やページなど
『分県登山ガイド09群馬県の山』2016山と渓谷
『ぐんま百名山まるごとガイド』2007上毛新聞社
『山と高原地図2018年版21西上州妙義山・荒船山』昭文社
しるくるとみおか-富岡市観光ホームページ-【妙義山登山道】通行止めの情報(2018)http://www.tomioka-silk.jp/spot/news/detail/tsukodome.html
よろしかったらこちらもどうぞ⇒さくらの里・秋の妙義山パノラマパーク・春の妙義山パノラマパーク