はじめに
『父見不山』をネット検索していたところ、雪道に「熊の足跡」と投稿されている写真を見てしまい、不安になったので、急遽登山計画を最短距離といわれる埼玉県側から登るコースに変更しました。

山名の由来もあまり・・・なんだかちょっと・・・悲しくて・・・。
けれど「父見不山は、故郷の裏山のような地味な山」とも聞いていたので、静かな山歩きにも期待ができました。
早速!
ぐんま百名山『父見不山』に登ってみよう!
【目次】
はじめに
『父見不山』の情報
『父見不山』レポ
『父見不山』活動結果
おわりに
『父見不山』の情報
この山の読み方は、テテメエジ・テテメエズ・テテミズ・テテミエズ・・・と色々だそうです。
群馬県『父見不山』の由来
昔、桐ノ城の城主が家臣を従え都の戦に出かけた。
三カ月で戻ると出かけたが、三カ月たっても帰らなかった。
妻子は父の帰る筈の南の高い山を毎日眺めて「ててみえず」「ててみえじ」と口ずさむようになった。
終に城主と家臣は城に帰ることは無かった。
その後、この地を「ててみえじやま」と呼ぶようになった。
神流町教育委員会
(山頂の看板より)
一方、埼玉県『父見不山』は、平将門(たいらのまさかど)の戦死した時に、その庶子福田太郎丸が「もう父を見ることができない」と嘆き悲しんだという伝説が山名の由来とのことです。
『父見不山』レポ
埼玉県側の杉ノ峠登山口から入山する。


20分ほど歩くと杉ノ峠。


西へ群馬県と埼玉県の県境を40分ほど歩く。



今は、木々の枝の向こうでした。
登山道から埼玉県側(南側)の眺め




『父見不山(標高:1047m)』
山頂には、丸太の立派な標柱が立ち、「三角天」のダルマ石もある。



次のピークへは往復30分。

登山道から群馬県側の眺め
長久保ノ頭(標高:1065.8m)





往路を戻る。
木漏れ日がとても綺麗で、心が洗われていくようでした。







『父見不山』活動結果
スタート:9:51
ゴール:13:47
時間:2時間47分+休憩時間:1時間9分
標準時間:2時間15分(山と高原地図より)
距離:3.9㎞・活動距離:4.7km
累積標高差:386m/375m
消費カロリー:941kcal
歩数:10.762歩
*休憩中にウロウロ動き回ったため距離と歩数が上がりました。
(ヤマレコMAPスクリーンショットより)
おわりに
熊はわかりませんでしたが、いろんな動物の気配を感じることができました。
所々に白山シャクナゲのような葉があり、花の季節へ思いをはせるような感覚になりました。
この雰囲気は「故郷の裏山のような地味な山」にピッタリのように思いました。
予想以上に楽しい山歩きになりました。