碓氷峠のアプト式鉄道
アプト式とは、急勾配に対応するために、歯車の位置に工夫の施されたもの。
碓氷峠では3組のラックピニオンを120度ずらして使用していた。
ラックレールの位置が左右のレールより高いことも、特徴のひとつ。
標高差500m強の碓氷峠を走るアプト式鉄道は、明治26年に完成し、明治45年から昭和38年まで使われていた。

『遊歩道 アプトの道』は、廃線になった旧信越本線の線路を利用した、横川から熊ノ平まで続くウォーキングコースです。

『碓氷峠アプトの道』を探訪してみよう!
横川駅の駐車場(無料)に車を停め、峠路探訪 ウォーキング・トレイル アプトの道(起点)からスタートです。
観光案内所でコース案内のガイドチラシをいただき、いざ!
『碓氷峠鉄道文化むら』
昔、娘たちや甥たちが、じーちゃんばーちゃんに連れてきてもらいました。
そんな風にして、安中市の子育て世帯にも欠かせない、みんなも大好きな鉄道文化のテーマパークです。

アプトの道から『碓氷峠鉄道文化むら』の眺め
『碓氷関所跡』
上毛かるた「う」の「碓氷峠の関所跡」
西門は徳川幕府、東門は安中藩、国境の関所跡。
碓氷関所は1616年、江戸幕府によって設置されました。
中山道は特に重要な交通路であったため、関東出入国の関門として、幕府は「入鉄砲と出女」を厳しく監視しました。
東西に門があり、西を幕府が、東を安中藩が守っていました。
碓氷関所跡/安中市HPより
おじぎ石
通行人はこの石に手をついて手形を差し出し通行の許可を受けた/松井田町教育委員会
『旧丸山変電所』
『旧丸山変電所』
明治44年建造の国の重要文化財。
準煉瓦造りの蓄電池室と機械室。

アプトの道をズンズン歩いて行きます。
中断後は新しい話題のおしゃべりが始まる...(๑˃̵ᴗ˂̵)

するとその時!
ピンク色のキノコを見つけました。


食べられないけれど、水分が少ないので押し花にできるそうです。
ここから10のトンネルをくぐります。
『碓氷湖』
休憩も兼ねて、湖畔のあずま屋で、ココアとクロワッサンの軽ランチ。
湖畔一周散策
鏡のような湖面眺めたり
森林浴もできたり
湖畔にもトンネルがあったのにはビックリでした。
『碓氷湖』での約束
●ゴミや空き缶などは持ち帰る
●タバコの吸い殻を捨てない
●バーベキュー・花火・焚き火は禁止
ヤマビルや熊に注意の看板あり
噂の通りトイレがキレイ!

秋の『碓氷湖』
5号トンネルを抜けると...
「あ、雨あがってるみたいよ。」「どこどこ、ホント?」のワンシーン。
『めがね橋』
『めがね橋』
碓氷第三橋梁(うすいだいさんきょうりょう)
200万8.000個のレンガで造られた、日本最大の4連アーチ式鉄道橋。
明治25年に完成した国の重要文化財
碓氷線シンボル

『めがね橋』の上で

『めがね橋』の下で

アプトの道に戻って、6号トンネルへ。
トンネルをぬけると、今度は鹿がいました!
『旧熊ノ平駅』
アプト式開通の碑
今は、アプトの道の折返し地点。

トンネルの中から、次のトンネルとその向こうの景色まで見える、撮影ポイント
トンネルの灯りも綺麗です。
アプトの道トンネル内照明は、午後6時にて消灯。

『天然温泉峠の湯』
売店で釜めしを購入(横川駅向かい側にある、元祖峠の釜めし『おぎのや』の閉店時間に間に合わないため)、『碓氷峠の森公園』で早晩ごはん。

『坂本宿』
所々に昔ながらの風景が残っていました。
アプトの道で咲いていた花々
活動記録
スタート:9:11
ゴール:18:29
距離:16.9km
活動距離:20.0km
累積標高差:561m/562m
消費カロリー:1.255kcal
歩数:29.500歩くらい
(YAMAPスクリーンショットより)
おわりに
小雨が降っていたので、足元の滑りやすい場所もありましたが、運動靴でも大丈夫でした。

おでかけ前に、散策向きの『靴チェック』10項目
『高崎観音山』で満開の櫻井ハイク8.3km
