尾瀬沼は、約4万haの『尾瀬国立公園』の東エリアの中心で、大小の湿原が点在する。
まるで屏風のような燧ケ岳と霧の立ち込める幻想的な風景により「神秘の沼」ともいわれ、古くから広く親しまれている。
大人の遠足 尾瀬と周辺の山を歩く/JTBパブリッシング参照
山行順路の計画
- 大清水に車を停めて、一ノ瀬まではシャトルバスを利用
- 三平峠を経て、尾瀬沼へ
- 尾瀬沼一周コースへ
- 無料休憩所で山ごはん
- 大江湿原でニッコウキスゲを堪能
- ワタスゲや沼の景色を堪能
- 三平峠から一ノ瀬へ
- シャトルバスで大清水へ
『尾瀬沼』を一周してみよう!
大清水駐車場
駐車料金:1日500円
トイレ:チップ100円
休憩所に売店や案内所あり

大清水バスのりば
一ノ瀬行きシャトルバス
5:00~16:00(日による)まで30分毎に出発
乗車料金:片道700円

一ノ瀬からスタート
三平峠
三平峠 標高1.762mの標識

峠で見つけたギンリョウソウ
ギンリョウソウ(銀竜草)
名前の由来:銀の竜に似ていることから
「ユウレイダケ」とも呼ばれている。
分類:イチヤクソウ科ギンリョウソウ属の多年草
特徴:花期が終わると黒くなる。山地や林間の日陰で、腐葉土のある辺りに見られる。
開花時期:4〜8月頃
花言葉:「はにかみ」「そっと見守る」など

で、この先から栃木県に入るみたいよ。

尾瀬沼一周コースへ

東岸でひとやすみ
尾瀬沼ヒュッテの手前に元長蔵小屋などのある無料休憩所で、燧ケ岳を眺めながら山ごはん。
平日ですが、ニッコウキスゲのハイシーズンでもあり、とても賑わっていました。
娘のような年代の子らが山ごはんクッキングを見て「美味しそう、うちのお父さんはインドアだからなぁ。」と喋っていました。

山ごはんを食べながら眺めた燧ケ岳方面の景色
尾瀬沼ビジターセンターの売店で、(公財)尾瀬保護財団作成の『尾瀬のお花』という手づくりの花図鑑300円を購入。

花々はもちろん、巻末には尾瀬でのお約束も書かれていました。(以下引用)
みんなの尾瀬を みんなで守り、みんなで楽しむ!
1.動植物を採取しない
2.尾瀬はゴミ持ち帰り
3.ペットは持ち込まない
4.湿原には立ち入らない
トイレ:200円
大江湿原から 朝湖湿原へ
湿原に広がるニッコウキスゲ
ニッコウキスゲ
高原に咲くキスゲで、日光の山に多く見られる
和名:ゼンテイカ(禅庭花)
分類:キスゲ亜科の多年草、ユリ科、諸説あり
花言葉:「日々あらたに」「心安らぐ人」「晴れた日の喜び」など
北岸コースへ
北岸道のワタスゲ
ワタスゲ
たんぽぽと同様に、種子は風で飛んでいく
別名:スズメノケヤリ(雀の毛槍)
分類:カヤツリグサ科ワタスゲ属の多年草
尾瀬沼での見頃:6月下旬
花言葉:「控えめ」「揺らぐ思い」など
誕生花:なし
沼尻平から尾瀬沼ヒュッテ方面の眺め
沼尻から南岸コースへ
小沼湿原のナガバモウセンゴケ
ナガバモウセンゴケ
高層湿原で見られる食虫植物
国内でナガバモウセンゴケが自生するのは、尾瀬、北海道、鳥海山のみ
分類:モウセンゴケ科モウセンゴケ属
モウセンゴケは、喘息やアレルギーの抑制に効果があるといわれている。

三平峠から一ノ瀬へ
岩清水


一ノ瀬バスのりば
大清水行きシャトルバス
~16:30(日による)まで30分毎に出発
乗車料金:片道700円

『尾瀬沼』散策でみつけた花々
活動記録
天気:曇り時々晴れ
スタート:8:14
ゴール:15:43
距離:14.0km
活動距離:16.1km
累積標高差:851m/854m
消費カロリー:1.802kcal
歩数:27.000歩くらい
(YAMAPスクリーンショットより)
おわりに

2018年初秋の尾瀬のブログ
草紅葉シーズン到来!『尾瀬ヶ原』トレッキング15㎞
尾瀬で山小屋泊デビュー!『山の鼻小屋』
秋の『至仏山』山の鼻から鳩待峠7.5km