はじめに
昔おばさんが、両掌でお椀をつくり「ののさまが、ここにいるような、可愛いお花だよ」と説明してくれました。3月上旬、新聞で「見頃」と伝えられました。
『沼の窪ザゼンソウ群生地』へ行ってみよう。
はじめに
ザゼンソウマメ知識(2018調べ)
『沼の窪ザゼンソウ群生地』レポ
『沼の窪ザゼンソウ群生地』の情報
おわりに
『沼の窪ザゼンソウ群生地』
ザゼンソウ(座禅草)マメ知識
サトイモ科ザゼンソウ属の耐寒性多年草。
開花する際に熱を発し(25℃まで上昇)雪を溶かしながら咲くため、春の訪れを告げる花としても親しまれている。
発熱時に悪臭があるため、英語では「スカンクのキャベツ」という呼び名もある。
19世紀のアメリカでは、呼吸器系の疾病・神経痛・リュウマチなどの治療に用いられたそう。
開花後に大型の葉を成長させる。
ポット苗で冬から春にかけて購入もできる。
名前の由来:小さなお堂の中に仏様が座禅を組む姿に見えることから。その仏様(花)を達磨大師に見立てダルマソウ(達磨草)とも呼ぶ。
原産地:北アメリカ・北東アジア・日本
開花時期:1月~3月中旬
花言葉:沈黙の愛・ひっそりと待つなど
誕生花:2月23日
『沼の窪ザゼンソウ群生地』(沼の窪市有林)レポ
〝熊に注意〟の看板が見えたような見えなかったような・・・で、ゾワゾワしてしまいました(笑)。駐車場から目線を落とすと、木でできた歩道がありました。
ののさまが、あちらこちらを向いて神秘的に咲いていました。
木の道は、谷に沿って奥へと続いていました。看板があったのか定かでないけれど〝熊〟がこわくて数分で退散してしまいました。
『沼の窪ザゼンソウ群生地』の情報
『沼の窪市有林』
2haの群生地に2.000株(2008年頃は3.000株といわれていた)が自生。
平成7年、富士見村天然記念物に指定。
富士見かるためぐり『牧場跡地のザゼンソウ』明治時代には牛馬が放牧された牧場だった。大正から昭和に廃止されたが、この市有林にはザゼンソウが群生し人々を楽しませた。
開園時間:1日
駐車場:2か所あり、無料
入園料:無料
例年の見頃:2月上旬~3月中旬
問合せ:群馬県前橋市観光振興課
『沼の窪ザゼンソウ群生地』(沼の窪市有林)への地図
おわりに
