『連取』は『つなとり』と読みます。
何度かチャレンジしかけたのですが、なかなか辿り着けなかった『連取の松』に、ようやく到着しました。私道のような細道で、なんだか躊躇する道なんです。では!
『連取の松』に行ってみよう!
【目次】
連取の松マメ知識
連取の松レポ
連取の松の情報(場所など)
まとめ
『連取の松』マメ知識
享保2(1717)年、旗本駒井氏地代官として連取村を治めていた飯島一覚が、韮塚村諏訪の原から移植した。移動時の樹齢は不明だが、推定樹齢300年余りとされる。
明治43年、隣接する旧光福寺境内に二代目を植栽。
セミシニア隊員1号拝殿を右手に見るのよ
1953年8月25日に群馬県の天然記念物として指定された、伊勢崎市連取町の菅原神社拝殿正面にある黒松。根張り4.5m、目通り4m、枝張り東西35m南北33m、高さ5m、全国最大クラスの面積を誇る。
この『老之松(おいのまつ)』は『連取の笠松』『連取の天神松』とも呼ばれ、古くからは俳句や和歌の題(文化5(1808)年の刷り物にも紹介されている)になるなど、深く親しまれてきた。(2018年調べ)

『連取の松』レポ
観光カタログを読んだりやネットでググると、多く見られるのは、藤棚のイメージの松棚(そんな言葉があるのか?)な感じの写真です。どういうことかわからなかったのですが、来て見てわかりました。1本の松の枝でした!ビックリ!




傘の下は歩けるようになっていて、くぐって拝殿まで行けました。さてその松棚ですが、重さによるのか鉄や竹で支えられていました。
そして、新芽が!
この芽も生きて繋がり繋いでいくんだと考えたら、300年前にここに立ったどなたかとの繋がりを感じ不思議な気持ちになりました。『私はここに生きています』なんて思い、日々の不安などどうでもよくも思えたりして。そして、現実逃避にならないように注意しようと思いました。
拝殿の横には『松杉を ほめてや風の かをる音』と芭蕉の石碑もありました。元禄7年夏、京都嵯峨の落柿舎滞在中の作だそうです。
その横に『枝広げ 市民が育てた 連取のマツ』と、こちらはASITAカルタの札とのこと。このカルタで結ぶサイクリングロードのマップも書かれていました。
連取の松の情報(場所など)
駐車場:あり・無料
沢山蚊に刺されたので、季節によって虫よけスプレーが必須ですね。
所在地:群馬県伊勢崎市連取町
問合せ:群馬県伊勢崎市 文化財保護課
『連取の松』への地図
まとめ
歴史を調べると古くは華々しく伺えるが、今はひっそりとした印象です。だからなおのこと『繋いてきた命の喜び』ような感覚を覚えたのかもしれません。とんでもない感謝のパワースポットでした。

こちらは、ブログ開始前の散策で、ギャラリーにしています。少しずつ記事にして投稿していこうと思います。